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2022.03.10
【Vol.1】WEB戦略キーワード解説 ~ブランディング編~
スタイルメントではWEB戦略にもとづいた企画・デザインを提供するとともに、定期的にセミナーを開催してノウハウの一部を皆様に共有しています。今回はセミナーの第一部「ブランドのススメ」から特別に資料を一部公開しブランディングやマーケティングに関する用語をピックアップして解説いたします。 [最新のセミナー開催情報はお知らせに掲載しています!]
そもそもブランディングって?
まずは基本中の基本である『ブランド』『ブランディング』の意味を押さえておきましょう。
ブランド
ブランドについては様々な定義が存在しますが、アメリカ・マーケティング協会の定義が簡潔で分かりやすいので、今回はそちらを紹介します。ブランドとは「商品やサービスを識別させ、競合他社の商品やサービスから差別化するための、名称、言葉、記号、シンボル、デザイン、あるいはそれらを組み合わせたもの」です。
ブランディング
そして『ブランディング』とは、そんなブランドを創り上げていく活動のことを指します。競合と差別化し記憶に残るイメージを届けることで、長期的なエンゲージメントの構築を目指します。こちら側の一方的な情報発信ではなく、受け手であるお客様の中で意味や感情が生まれることで初めてブランドは成立します。
ブランドを知るためのマーケティング分析
どのように差別化し、どんなイメージを作っていくべきかを考えるためには自社の価値や競合の中の立ち位置を把握しなくてはいけません。マーケティング分析の中から代表的な2つをご紹介します。
3C分析
「3C」とはCompany(自社)、Customer(顧客)、Competitor(競合)の、3つの頭文字を指しています。この三つの視点からそれぞれ自社の強みや市場の動向、競合の取り組みなどを分析することで現在の市場を理解することができます。
STP分析
『STP分析』とは自社の商品やサービスの位置付けを確認するために用いる分析です。「STP」とはセグメンテーション、ターゲティング、ポジショニングの3つの英単語の頭文字を指しており、商品やサービスの市場をどう分けて、誰にどのように届けるかを検討します。
ブランド作りのカギとなるUI/UX
最後に、近年のブランド作りにおいて外せないキーワードであるUI/UX、UGCについて簡単に解説いたします。
UI (ユーザーインターフェイス)
UIとはユーザーと製品やサービスとの全ての接点のことを指します。WEBやアプリのイメージが強いかもしれませんが、店舗の内装や商品パッケージなどもUIに含まれます。ブランディングにおいてユーザーの目に触れるすべてのものはUIとして捉えられます。
UX (ユーザーエクスペリエンス)
UXとはユーザーが商品やサービスを使う中での全ての行動や体験を指します。UIはUXを伝えるための媒体であるとも考えられます。UXを意識して顧客の体験をデザインすることがこれからのブランド作りにとって非常に重要です。
UGC(ユーザー生成コンテンツ)
UGCとは「User Generated Content」の略で、ブログやSNSの投稿のようにユーザーによって作られるコンテンツを指します。ユーザー発信の情報は企業発信の情報より信憑性や拡散性に優れ、現代のブランド認知拡大を考える上で欠かせない要素になっています。
まとめ
今回ご紹介したものはほんの一部で、ブランディングには様々な関連用語や分析手法が存在します。今後、「WEB戦略」や「データ解析と運用」に焦点を当てた用語解説も更新予定です。また、実際のセミナーでは24年間のブランディングで培ったノウハウを2時間にまとめた内容を、実例を交えながら解説いたします。参加無料のWEBセミナーとなっておりますので、もっと知りたいという方は是非お気軽にご参加ください。
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