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2022.07.01

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ペルソナとは?ペルソナ設計の役割や重要性を解説

ブランディング コラム

商品やサービスの開発、マーケティングなどで使われる「ペルソナ」という言葉があります。しかし言葉は聞いたことがあっても具体的にペルソナとは何なのか、なぜ重要なのか知らない方も多いと思います。今回はペルソナについて馴染みのない方にもわかるように説明していきます。

目次

ペルソナとは?

ペルソナとは、ある特定の商品やサービスの見込み客として想定される、典型的なユーザー像のことです。

・「50代の男性」をターゲットに企画を練っていたが、いまいち話が噛みあわない。自分の父親や知人の独身男性など、バラバラの人物像を想定していた。
・購買層のターゲット像は明確で売上実績もあるのだが、どういう企画が刺さるのかいまいちイメージが湧いてこない。
・フレッシュなイメージを想定して「学生向け」のチラシデザインを発注したが、真面目で堅いテイストのものが上がってきた。

こういった、企画やマーケティングの現場で起こりがちな課題を解消するのに役立ちます。

ペルソナは「ターゲット」とも似ていますが、あちらは年代や性別などの属性で区切った大まかな集団を想定するのに対して、ペルソナは1人の人間として具体的かつ詳細にユーザー像を設定します。売りたい商品・サービスの特徴、ターゲットとなる層のデータなどをベースに、家族構成、生活スタイル、趣味嗜好など細かくキャラクター設定をして架空の人物を作りあげます。

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例えば、20代向けの化粧品を売る場合に「ターゲット」の場合は20代女性と設定しますが、ペルソナでは20代女性、会社員、東京在住、趣味はファッション・コスメ収集などと細かく設定します。

ペルソナを設定するメリットって?

ペルソナについて理解したところできっと浮かんでくる疑問ですよね。なんのために手間をかけてまでペルソナを設定するのか、マーケティングする上でのメリットを解説します。

ユーザー像のイメージ統一
ペルソナを設定することでプロジェクトに関わるスタッフ間に生じる認識のズレを解消してイメージを統一できるようになります。一人の具体的な人物像を共有することで、議論がスムーズに行えるようになります。

ユーザー視点の商品理解
ペルソナを設定する過程で、企業側や売る側の視点ではなく、ユーザーがどんなライフスタイルで、何を考えているかという視点に立つことができます。商品やサービスを客観的に考え、理解することで、思い込みによるミスマッチを防ぐことができます。

コンセプトが明快となり、効率の良いマーケティングが可能
ユーザーの層が広いとニーズも多様になり、コンセプトが曖昧になってしまいがちです。ユーザーを絞り込むことでコンセプトが明快になり、課題や解決法などが考えやすくなります。

ペルソナの作り方

1.ペルソナの情報を集める項目の作成
商品やサービスによってペルソナで設定すべき項目は違います。

以下はよくペルソナの設定で用いられる項目です。
・名前、愛称
・性別
・職業(役職、内容)
・年収
・年齢・年代
・家族構成、人間関係
・興味、関心、趣味
・ライフスタイル(休日の過ごし方など)
・悩み

その他にも具体的な人物像が思い浮かべられるような項目を考えていきます。

2.情報収集&分析
ペルソナ設定に必要な情報を大まかなターゲット層を決めてから情報収集します。ここで大事なのは社内で得られる情報だけではなく、世の中の意見などの情報を取り入れることです。

情報収集の方法としては以下が挙げられます。
・SNSや掲示板、ネット上の口コミなどを確認する
・既存顧客へのインタビューやアンケートを行う
・既存のアンケートを確認する
・クライアントやユーザーと直接やり取りをする担当者へのヒアリングを行う

また、客観的な数値にもとづいたデータを確認するのも欠かせません。web上でのアクセス解析やキーワード分析で、ユーザーの行動や興味・関心のあるものなどを把握します。

一通りの情報が集まったら、きっと膨大な量になっているので、グルーピングして整理することで扱いやすくしておきましょう。

3.具体的な人物像を構築
集めた情報を元に実在しそうなユーザー像を設定します。設定が複雑すぎるとユーザー像が把握しづらくなってしまうので、最終的には必要のない要素を削除して、できるだけわかりやすく整理して組み立てます。

ペルソナ設計のポイント

自分たちにとっての理想像にならないように注意する
先入観や希望的観測に偏ったペルソナを設定してしまうと、狙った効果は得られないどころか、誤った方向に舵を切ることになってしまい逆効果です。そんな事態を避けるのに大切なのは、より多く、幅広い情報を収集することです。ペルソナ設計はユーザーと自分たちの現状に向き合う、情報整理の役割も持ちます。

定期的に見直しをする
ペルソナは一度設定すれば終わりではなく、業界や社会などの状況の変化に応じて定期的な見直しをしてアップデートしていく必要があります。

具体性のある内容にする
ペルソナは詳細な情報まで作成し、実在するかのような人物像を設定しなければユーザーのニーズを正しく拾うことはできません。
性別・年齢・職業・学歴・年収といったターゲットの基本情報に加えて、家族構成やライフスタイル、趣味嗜好や価値観なども細かく設定してイメージしやすい人物像にすることが重要です。

まとめ

今回はペルソナとは何なのか、またその重要性についてご紹介しました。ペルソナを設定することでユーザー目線でより良いものづくり・サービスの提供ができるようになります。

ペルソナによる商品価値や市場の把握は、ニーズや行動様式が多様化している現代においては特に重要になってきます。私たち自身も、よくペルソナ設計を通じてお客様と認識をすり合わせているのですが、意外な発見が制作の鍵になることも少なくありません。

スタイルメントではぺルソナ設計を含むブランディング・WEBサイト制作を承っております。まずはご相談から、お気軽にお問い合わせください。

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