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2019.02.13
デザインの4大原則って?
(1) 近接:関係する情報どうしを近づける

人は位置が近いもの同士を「関係があるもの」だと認識します。関係性に従って位置を整理するだけで、視覚的に理解しやすいレイアウトになります。デザインに限らず、「グループでまとめる」という整理方法は企画書の作成などにも有効です。
(2) 整列:要素に一体性を持たせて組織化する

整列のポイントは「見えない線」でつなげることです。要素を整列させる事でデザインに統一感が生まれ、「近接」と同様に視覚的に理解しやすい組織化されたデザインになります。
(3) 強弱:情報に優先度つけ、違いを明確にする

要素にはっきりと強弱をつけることで、情報を理解するスピードが早くなり、「直感的に伝わるデザイン」を作ることができます。また、適切な強弱をつけることで、抑揚によるリズムが生まれ、心地よいと感じさせる効果もあります。
(4)反復:特徴的な要素を繰り返すことで一貫性を持たせる

色や線、モチーフ、レイアウトなど、デザインの中で同じ要素を繰り返して使うことで一貫性が生まれます。ページをまたいでヘッダやタイトルのデザインを統一する手法は、UIデザインの基本になっています。一貫性を持たせたスタイルやルールのことを「トーン&マナー」と呼ぶこともあります。
まとめ
以上が「デザインの4大原則」になります。これらの原則はデザインに限らず「わかりやすく整理する/伝える」という根本的な考え方に通じるものなので、いくつかは既に実践されている項目もあったのではないでしょうか。
デザインの現場では、例でお見せしたレイアウト設計だけでなく、ビジュアル選定やアイデア出しまで、多くのレベルでこれらの原則を意識的に、あるいは無意識レベルで取捨選択して組み合わせることでクリエイティブに落とし込んでいきます。個々のクリエイティブに対して、「デザインの4大原則」をはじめとしたデザインの規則をいかに最適な形で用いて表現していくか…というのがデザイナーの腕の見せ所と言えます!
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