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2022.03.31

【なぜ必要?】ロゴガイドラインを作る理由と事例をご紹介!

ロゴは会社や商品、ブランドなどの顔となる存在です。そんなロゴを作る際、デザインと同じか、それ以上に大切かもしれないのがガイドラインの制作です。自社のロゴは知ってるけどガイドラインは意識したことが無いという方もいらっしゃると思います。ロゴのガイドラインがなぜ必要なのか、どんな風に活用されるものなのか弊社の実例も交えて紹介いたします。

【なぜ必要?】ロゴガイドラインを作る理由と事例をご紹介!
目次

    ロゴにはなぜガイドラインが必要?

    ロゴガイドラインとはその名の通りロゴの使用方法について規定したルール集です。ロゴはWebサイトや広告バナー、看板、チラシ、パッケージなど様々なツールや媒体で使用されます。それぞれのツールでロゴが正しく使用され、意図しない表現を未然に防ぐために、ロゴを所有する企業だけでなく、ツールの製作者側にも理解してもらう必要があります。多くの人の手に渡るロゴの扱いに一貫性を持たせるために、ガイドラインは欠かせないものなのです。

    ロゴガイドラインがないとどうなる?

    ロゴを制作者の意図を知る人のみが扱うのであれば、特にルールを設定しなくてもある程度一貫した扱いができると思います。しかし、新しい制作会社にデザインを依頼する際や、資料作成などでデザイナーで無い人がロゴを扱う際、ガイドラインが無いと危険です。

    使いづらいからと白いフチをつけてみたり、物が小さいからと読みづらいサイズまで小さくしてしまうかもしれません。もし商品のロゴマークの一部が欠けていたり、ロゴマークとロゴタイプのバランスが変わっていたらどうでしょうか?

    ガイドラインから外れた使い方をされたロゴは、見る人に「安っぽい」あるいは「偽物っぽい」チープな印象を与えます。企業や商品ブランドの顔としての価値を守るため、ロゴとガイドラインは切っても切れない関係にあります。

    ロゴガイドラインの内容

    では実際にガイドラインでどういったルールを決めているのか、スタイルメントのロゴガイドラインを例に解説いたします。

    基本形の設定

    ロゴの基本型を設定します。用途に応じて縦組み・横組み、欧文タイプ・和文タイプなど、数種類の組み合わせを設定し、使い分けることができます。基本形を正しく使用していくことで企業やブランドのイメージを正確に伝えやすくなります。

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    ロゴパターン

    用途によって基本形以外にも縦組み・横組み、マークの有無、タグラインの有無など数種類の組み方を用意することが多いです。ただし、そのロゴガイドラインで指定された組み方以外での使用はできません。

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    余白の規定

    視認性を確保するために周りに余白を定めます。アイソレーションエリア、保護エリア、クリアスペースなどとも表記されます。余白を取るエリアに他の要素を配置してしまうと見辛くなってしまうため避けましょう。

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    最小サイズの指定

    ロゴを表示する際の再現可能な最小サイズを定めます。ここで規定したサイズ以下では使用できません。最小サイズの規定を守らないと細部が潰れてしまって再現性を保てない恐れがあります。

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    色の規定

    ロゴを使用する際の色を定めます。ロゴの表示はブランドカラーであるのが基本です。表示する媒体によって色味が変わらないようにCMYK、RGB、特色、16進数のカラーコードなどそれぞれのカラー表示の数値を指定します。

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    背景色について

    背景色に対してどのようにロゴを表示すべきかを定めます。ロゴと背景色の明度が近いと視認性が低くなってしまいます。そのため、視認性を確保できる色の範囲を指定します。

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    ロゴ使用時の禁止事項

    ロゴを正しく使用するための使用禁止例を紹介しています。変形させたり、バランスを変えるのはもちろんのこと、他の要素や背景との組み合わせなどの禁止令を記載します。誤った使い方をしてしまうとブランドの統一感が保てなくなります。

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    まとめ

    ロゴガイドラインの一例を紹介させていただきました。ロゴを正しく使うということは企業やブランドの価値や信頼を守ることにつながります。自社のブランドやロゴの価値を守るためにも、ロゴガイドラインを作成することをおすすめします。

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