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2022.05.09

【志望企業を決めるのは…?】求職者の心を掴む採用コンテンツの基本

コロナの影響で社会の常識が変わっていく中で、企業のWEB戦略にも大きな変化がありました。そんな中、コーポレートサイトに次いで重要になってくるのが採用サイトです。今回は、コロナ以後の採用サイトでどんなコンテンツが重要になってくるのかを解説いたします。

【志望企業を決めるのは…?】求職者の心を掴む採用コンテンツの基本
目次

    採用動向の変化と課題

    近年はコロナの影響もあって、人材採用を取り巻く環境が大きく変わりました。キャリタス就活2022が発表した「2022年卒 採用ホームページに関する調査」によると、志望企業について調べる上で有益だった情報源として、「個別企業のホームページ」が全体の6割超で最も多くなっています。

    キャリタス就活2022 年卒 採用ホームページに関する調査

    採用媒体や説明会は企業を知るきっかけとして活用し、志望度の高い企業についてはその企業のコーポレートサイトや個別サイトをじっくり見るような流れになってきているようです。例年より応募数が減っていたり、採用媒体や説明会に力を入れているのになかなか募集が集まらないような場合は、自社サイトの採用コンテンツに改善の鍵があるかもしれません。

    また、入社後のミスマッチによる離職を防ぐ上でも採用コンテンツの作りこみは重要です。ぜひこの記事で理解を深めて採用サイトを充実したものにしていきましょう。

    採用コンテンツの特徴をおさらい

    事業内容や募集要項のような必須情報に加えて、採用サイトの基本的なコンテンツには下記のようなものが挙げられます。

    ・社員インタビュー
    ・数字で見る○○
    ・キャリアパス
    ・採用動画

    それぞれの解説に入る前に、この4つに共通する特徴って想像がつきますか?

    この4つに共通しているのは「求職者視点で要素を導き出すコンテンツである」という点です。募集要項のように伝えるべき要素が予め決まっているコンテンツと違い、100%求職者視点で内容を作りこむことができます。

    求職者にとって、ほとんどの企業は数ある選択肢の一つです。事業の独自性や強みは企業視点では重要な推しどころですが、他業種まで並べて比較されたとき決め手になることは案外少なかったりします。だからこそ、今回紹介するコンテンツのように、求職者視点のコンテンツで差別化を図ることが重要になってくるのです。

    では、それぞれのコンテンツについて、事例とともに特徴や制作で抑えるべきポイントを解説していきます。

    社員インタビュー

    社員の人柄をダイレクトに伝えられるインタビューコンテンツは、自分が入社した時のイメージをしやすくする効果があります。

    「あさがくナビ2022(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」で「内定先企業」に関するアンケートを実施したところ、 あさがくナビ2022(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」「内定先企業」に関するアンケート
    「人(人事や社員の人柄や雰囲気)」(23.0%)は、内定先の企業に入社を決めた理由として特に当てはまるもの2位となっており、昨年比で見ても4.8 ポイント増加しています。アンケートの結果からもわかるように、採用サイト制作の際には押さえておきたい重要コンテンツの1つです。

    数字で見る○○(インフォグラフィック)

    求職者が知りたい情報を定量的な数値でアピールします。情報を明快に伝えることで、応募前の不安を払拭します。インフォグラフィックを用いて数値とイメージを結びつけることで、頭に入りやすい情報設計になるようデザインするのが重要です。

    キャリアパス

    求職者が入社後にたどるキャリアの道筋を紹介します。年功序列に縛られないキャリアアップ、本人の志向に合わせたキャリア選択など、働き方が多様化した現代だからこそキャリアパスは近年採用サイトでよく見られる項目となっています。
    強みとなる制度を積極的にアピールしましょう。

    また、成長コースやステップごとに求められるスキルなどを読み込むうち、求職者にとっての将来と企業で働いていくイメージが自然と重なるため、モチベーション向上や定着率の向上に繋がるコンテンツでもあります。

    採用動画

    動画を使うことで、会社の雰囲気や現場の活気のような、文字と写真だけでは伝えづらい情報もわかりやすく伝えることができます。情報伝達量がテキストコンテンツと比べると遥かに多く、動きを付けることで複雑な内容も分かりやすく伝えられます。動画を使って目と耳の両方から情報を得た場合の方が視覚の約2倍記憶に残るというデータもあり、特に印象に残したい情報を伝えるのにも向いています。
    昨今は世代を問わずWEB上の動画視聴が一般的なものになり、閲覧ハードルが下がっていることも動画コンテンツが盛り上がっている一因です。

    メインビジュアルに動画を持ってきて興味を惹きつけたり、採用サイトの枠を超えて、企業説明会などでも使用することができます。

    まとめ

    採用サイトの基本的なコンテンツを紹介させていただきました。解説にあたって「求職者視点で要素を導き出すコンテンツである」という特徴をあげました。実はもう一つ共通点があって、ご紹介した4つのコンテンツはどれも、求職者の想像力をかき立てることを狙うものなんです。

    求職者の頭の中で、自分がそこで働く光景や将来設計を思い描いてもらうことで、その企業は単なる職場の選択肢から、志望企業の一つにランクアップします。それこそが求職者に刺さるということであり、応募数やマッチ率を上げる鍵です。

    スタイルメントでは、分析を通してターゲットを知るところからコンテンツの落とし込みまで、クライアントと共に求職者に刺さる採用サイトを作り上げていきます。コーポレートサイト、採用サイトとWEB戦略を新しい時代に合わせてアップデートしていきましょう!

    まずはご相談から、お気軽にお問い合わせください!


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