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2020.01.09

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採用は、ブランディングで大きく変わる!

ブランディング

 「人手不足」という言葉を聞くことが多くなりました。景気回復も後押しして、新卒・中途を問わず、多くの企業が採用活動を強めています。しかし、「良い人がとれない」「内定を出しても例年以上に辞退が多い」という声を聞くこともしばしば。採用が激化する時代において、どうすれば自社にとって最適な人材を獲得することができるのでしょうか。

目次

大切なのは、本質的な企業価値を向上させること

 現在、日本の多くの企業が「人が足りない」状況に陥っています。しかし、今の日本は少子化が進み就労者が少なくなるとともに、転職も当たり前の時代に。今後、働き手が爆発的に増えることは予想し難いですから、新卒のみならず、中途人材の獲得においても苦労する局面は増えていくでしょう。
 そのような時流の中で、企業が「自社の理念や雰囲気に合致した人材」「信頼できる優秀な人材」を獲得するには、どうすればよいのでしょうか。

 その答えのひとつは、「本質的な企業の価値を向上させていく」こと。

 2010年に発刊された書籍『モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか(ダニエル・ピンク著)』をご存知でしょうか。豊かな現代では、もはや待遇がモチベーションの核になることはなく、<自発的に仕事に打ち込むことができる内発的動機づけ=「やる気」の醸成が大切>だと、この本には書かれています。すなわち、「人が集まらないから給料をあげよう」といった、いわゆる「馬の鼻先にニンジンをぶら下げる」施策をとるのではなく、そもそもの魅力や価値を向上させることで「この組織で働きたい!」「この会社なら頑張れそうだ」と、求職者に強く感じてもらう会社にしていくことが今後は大切になってくるのです。

採用コンセプトを明確にし、発信する

 では、どのようにして企業の魅力・価値を向上させていくのでしょうか。ここで大切なのは、新しい何かを画策するのではなく、自社が持つ「らしさ」や「思い・考え」をきちんと整理すること。そして、採用におけるテーマ(=採用コンセプト)に落とし込み、求職者に届けていくことです。

 どんなに良い商品を作っていても、知ってもらい、使ってもらわなければ、その価値は伝わりません。同様に採用においても、自社はなぜこの事業を行っているのか、今後何をしていきたいのかを整理し、どのような会社なのかをきちんと言葉やビジュアルで発信していくことが、とても重要な時代なのです。

 発信の方法は様々ですが、現在の就活生や求職者は企業のコーポレートサイトを熟読し、採用に臨む傾向にあるので、自社のサイトを改善するのは最も有効な方法のひとつでしょう。採用向けコンテンツにおいて、自社の理念、社長のメッセージ、また会社の雰囲気や、商品・サービスにかける思いがきちんと整理・発信されているでしょうか。たとえ有名企業や上場企業でなくとも、きちんとこれらが整理・発信されていれば、自社が求める人材が応募する可能性は飛躍的に高まるのです。

まとめ

 サイトをキレイにするだけでなく、自社の思いや理念を整理しながら唯一無二の価値をを伝えていく一連の作業を「ブランディング」と言います。ブランディングは大手のみならず、中堅〜中小企業にも必要なこと。優秀なだけでない、自社で働くことに価値を感じ、社内のメンバーとともに成長をするような人材こそが、組織の成長には不可欠なのです。

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