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2020.01.21

2021年度の新卒・中途採用を制するツールの力

新卒・中途採用を問わず、無視できないのが採用スケジュール。特に新卒採用において顕著で、企業側の計画的なアプローチやコミュニケーションが重要になります。どんなに自社が素晴らしくとも、学生や求職者に適切な時期に適切な形で情報を届けなければ意味がありません。採用に成功している企業は、どのような施策をとっているのでしょうか。

2021年度の新卒・中途採用を制するツールの力
目次

    2021年卒の新卒採用と、現在の中途採用の動向

     まず、現在の新卒採用のスケジュールはどのようになっているのでしょうか。近年、日本経済団体連合会(経団連)が「採用選考に関する指針」廃止を表明。今後は政府主導で新卒採用の時期決定が進められていくことが話題になりました。2021年卒の就活スケジュールも含めて当面は、これまでと同様「3月に各社が採用情報公開・エントリー受付開始」「6月に面接等の選考開始」を維持する見通しになっていますが、今後、大きく変わることもあるかもしれません。現在は4月の段階で内定を出している企業も少なくなく、世の中、競合企業、そして学生の動きを見ながら、採用スケジュールをうまく組み立てる必要があります。

     続いて中途採用ですが、新卒採用のように厳密なスケジュールはないものの、人手不足が続き「良い人材の採用」は激化を辿っているのが現状です。しかし中途人材の門扉は広がり、第二新卒といった数年で転職を希望する若手から、40代・50代以上の求職者まで、幅広い人材が転職市場にあふれているのも事実。適切な時期に適切なアプローチを行い、自社の魅力を存分に伝えることで、想像以上の能力を持った人材を採用することも不可能ではないのです。

    時期に応じて、適切な採用ツールを整備せよ

    ・まずはじめに
     では実際に、どのようにアプローチをしていけば良いのでしょうか。まず取り組むべきは、企業の想いや考え、そして企業の魅力を伝える「採用サイト」がしっかりと整備されているかを検証することでしょう。ウェブサイトは24時間365日、自社の魅力を発信してくれる最大の広報ツール。いつ、誰が訪れてもいいようなコンテンツにしておくことが大切です。

    ・採用が本格化する3月までに
     次に、新卒採用ならば採用が本格化する3月までにやっておきたいのが、採用説明会などで使用するツールの整備。特に会社案内や採用関連パンフレットなどは、説明会が終わった後に残る唯一の求職者との接点です。しっかりと作り込むことで、自社のことを知ってもらえるようにしましょう。

    ・選考活動解禁の6月までに
     そして、選考活動が解禁され、エントリーが開始する6月頃までには、動画コンテンツを用意するのもオススメしています。今では誰もがスマートフォンを持っていますし、動画コンテンツの視聴時間は年々増加。自社の動画を移動の隙間時間や自宅で視聴してもらえる可能性は大いにあります。映像だから伝えられることはたくさんありますから、しっかりと何を伝えるべきか、見極めながら制作にとりかかりましょう。

    まとめ

     採用関連ツールはただ作ればいい!……というわけではありません。状況や段階に応じてどのような形態で発信すべきか、一つずつ検討しながら制作することで効果を最大限に発揮できます。場合によっては専門家に相談をしながら、今回ご紹介したツールを効率的に組み合わせ、自社の強み、魅力、そしてブランドを、学生や求職者に存分に伝えていきましょう。

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