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2022.08.02

今更聞けないLP(ランディングページ)の基本について

皆さんはLPという言葉をご存じでしょうか?あまり知らなくても一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。LPはコーポレートサイトなどとは違い、流入だけでなく購入などユーザーにアクションを促すことを目的として制作されるWEBサイトです。今回はみなさんも一度は聞いた事あるLPの基本的な役割やメリットについて改めて解説いたします。

今更聞けないLP(ランディングページ)の基本について
目次

    LP(ランディングページ)とは?

    LP(ランディングページ)とは、「申し込み」や「購入」などの行動をユーザーに達成してもらうためのページです。集客施策とセットで成果を高められるように運用します。

    ちなみにLPとは本来、WEBサイトでユーザーが初めにたどりついたページ全般を指す言葉です。マーケティングやWEB制作の世界では、ランディング(訪問開始)からの成果獲得に特化したページを普通のWEBサイトと区別してLPと呼んでいます。

    普通のWEBサイトと何が違う?

    LPは施策の成果を最大化することを第一に考えて作られます。ユーザビリティ第一で幅広い情報を伝えるコーポレートサイトやサービスサイトと違い、LPではこちらが伝えたい情報だけを読んでもらえるよう1ページにまとめます。そのため、一般的なWEBサイトのページと比べて、LPはかなり縦に長くなります。コンテンツの区切りごとにゴールへの導線を表示して、成果となるアクションを促します。

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    デザイン面でも、ボタンや文字に装飾を施して目立たせたり、スクロールに反応して大きな動きをつけたりと、通常のWEBサイトであれば浮いてしまうような表現を積極的に取り入れます。ページの役割や表現のトンマナが独自のものになるので、同じドメインの中でも本体サイトとはお互いに導線を持たずに浮島のような扱いになることが多いです。

    LPの機能的なメリット

    1.ターゲットが明確
    LPは集客施策ありきのページなので、通常のWEBサイトよりも想定するターゲット層をかなり明確に絞ることができます。先ほどの説明でLPではユーザーの意志よりも施策の意図を優先すると言いましたが、これはユーザーをないがしろにするという意味ではありません。むしろ逆で、ターゲットに向けてコンテンツを作りこむことで、スクロールするだけで求める情報を全て伝えるようなページを目指すことができます。

    2. 閲覧中の離脱を抑えられる
    LPは1ページに情報が集約されているため、ページ遷移で離脱する機会が少ないのも特徴的です。一つの情報について詳しく説明する流れになっている為、他の情報に興味が移ることが少ないので、しっかりと情報を伝えられることはLPの最大のメリットであると言えます。

    3.成果や改善点が把握しやすい
    通常のページではユーザーが各々自由にサイトを回遊するので、いつどのコンテンツが効果的に機能しているかを把握するのは手間のかかる作業です。しかし、LPは縦一直線に並んでいるのでヒートマップ分析やボタンクリックの計測によって比較的簡単に有効なコンテンツとそうでないものを判別することができます。コンテンツの良し悪しを定量的に判断できるので、数字ベースでの確実な運用改善が可能です。

    LPの運用改善について

    LPは公開後の運用改善までセットで考えておく必要があります。公開した時点で完璧なLPは存在しません。分析と検証を繰り返すことで、伸ばすべきところは伸ばし、直すべきところは直し、より成果を上げられるページへと育てていきます。
    ここでは分析と検証の手法からそれぞれ代表的なものを一つずつ紹介します。

    分析手法の例:ヒートマップ分析
    ヒートマップとはマウスの動きを分析し、ユーザーがどのエリアに興味を示しているか確認できるツールです。ユーザーがどこで興味を失ってしまったか、わかりづらいデザインがどこかを一目で確認することができ、課題の発見に役立ちます。

    検証手法の例:A/Bテスト
    A/Bテストとは広告やWEBサイトを最適化するために用いられるテストのことで、ある一部分を変更したAとBパターンを作成し、それぞれの成果を比較することで、より高い成果を得るパターンを見つける手法です。LPは1ページで出来ているので、効果確認がしやすく、すぐに改善することができます。

    まとめ

    LPで成果を上げるためには、訴求するサービス・商品の理解やサイトのデザインなど他にも様々な要素があり、一つ一つを検証していくことが大切です。時間はかかってしまうかもしれませんが、ユーザー目線でどういった言葉やデザインが必要か考えることで、成果につながる近道が見つかるかもしれません。
    是非ともWEBの成果を上げる施策として制作を検討してみてください。

    スタイルメントでは、LPの制作を施策検討の段階から提案いたします。
    まずはご相談から、お気軽にお問い合わせください。

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