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2019.03.13
アクセス解析で可能になる3つのこと
アクセス解析というと、見慣れない専門用語や大量の数字・グラフが並ぶ難しいもの、というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。「そもそもなぜアクセス解析が必要なのか」「定期的なアクセス解析でなにが可能になるのか」というポイントをまとめたので、苦手意識を払しょくする、あるいは興味をもつきっかけにしていただければ幸いです。
そもそもなぜアクセス解析が必要なのか
「アクセス解析の数字を見なくても、webサイトの状況は把握できるし改善点は見つけられる」という考えは間違ってはいるわけではありません。実際に、サイトを訪問して分析することで得られる情報はたくさんあります。しかし、それだけでwebサイトの運営や改修を行うのは危険です。というのも、サイト上で確認できる情報は限定的なものだからです。
レストランに例えてみると、下図のような感じになります。
ざっくりいうと、アクセス解析を行わないとwebサイトの「繁盛具合」が分からないのです。自分の持つお店にお客さんがどのぐらい来てくれているか、どれだけ売上をあげているかを把握できない、と考えると必要性が分かりやすいのではないでしょうか。
定期的なアクセス解析でなにが可能になるのか
アクセス解析は基本的に継続してレポートを取り続けることが望ましいです。継続的なアクセス解析によって、大きく以下の3つのことが可能になります。
【1.】サイトの現状を正しく理解できるようになる
アクセス解析の数値を単発で見ても、それが良いのか悪いのか判断がつかなかったり、見る人によって感じ方が違ったりします。定期的に数値を確認することで「何がそのwebサイトの標準値か」を判断基準に、現状を正しく理解して共有できるようになります。
【2.】施策の計画・予測に役立てる
継続して定期的に数値を追っていくことで、webサイト上の動向に予測を立てられるようになります。「例年の同時期と比較して数字の伸びが悪ければ施策のタイミングを早める」など的確な運用が可能になります。
【3.】目標の達成状況を確認する
目標を達成できているかどうか、目標の達成のために何が不足しているかを数値で確認できるようになります。定期的に確認することで、すでに達成している目標に対して余計な予算をかけることや、目標の達成が難しいまま施策を続行するというような状況を防ぐことができます。
まとめ
アクセス解析がどういうものかを理解するだけでも、数字の見え方やレポートに対する問題意識が結構変わってくるのではないでしょうか。細かい用語の解説などは、改めて記事にまとめていければ、と考えています。