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2022.11.18

コーポレートサイト、きちんと運用できていますか?

皆様の会社では、自社のコーポレートサイトを上手く活用できていますか?
今回は新規制作やサイトリニューアルに興味をお持ちの方に向けて、コーポレートサイトの在り方から戦略、制作の流れ、公開後の運用まで、コーポレートサイトのすべてを解説いたします。

コーポレートサイト、きちんと運用できていますか?
目次

    コーポレートサイトの目的とは?

    「やっとの思いで公開したのに思ったような成果が出ていない」
    「以前は運用を頑張っていたけれど、ここしばらくは動きがなくて困っている」。
    このようなお悩みを抱える企業様から、コーポレートサイトについてご相談を頂く機会が増えています。
    こういったお悩みの原因は、『WEB戦略としての視点』が欠けてしまっているケース、もしくは時間の経過によって戦略が古くなってしまっているケースが考えられます。

    幅広い役割をもつことができるコーポレートサイトだからこそ、どういう目的で何を目指すのかをスタート段階でしっかりと定めておくこと。また、事業の成長や市場の変化に応じて、定期的に目的を見直すことも必要です。

    一般的にコーポレートサイトの役割は、「企業イメージの向上」「社員のモチベーションアップ」「営業マーケティング」などが上げられますが、用途に応じて、ある役割に特化させたコーポレートサイトを運用する企業もあります。

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    ・商品訴求を強くしたい、ブランド訴求と共に商品販売もしたい→EC型
    ・ユーザーとのエンゲージメント(つながり)を高めたい→メディア(ブログ)型
    ・海外に支店がある、海外の顧客も獲得したい→多言語型
    ・いい人材とマッチングしたい、人材獲得に力を入れたい→採用重視型

    この他にも、目的の数だけさまざまな形のコーポレートサイトがあり、それぞれ運用体制も違います。
    いきなり「デザインがカッコ良くなればOK!」ではなく、まずは「誰に向けた何のためのサイトなのか?」から考えていきましょう。

    コーポレートサイト制作の流れ

    制作の流れは、おおまかに「調査・分析」「企画・設計」「制作・実装」「公開・運用」の4つに分けられます。

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    1. 調査・分析

    まずは市場や競合、自社について調査を行った上で、サイト上でどのような結果を出したいのかを決めていきます。コーポレートサイトの目的が最後までブレないように、下記のような項目を固めます。これがWeb戦略の第一歩です。

    • コーポレートサイトの目的は?
    • 自社のオリジナリティは?
    • ターゲットユーザーは誰?ペルソナは?訪問目的は?
    • 現状のコーポレートサイトの課題は?
    • どのような企業にしていきたい?
    • サイトのゴールは? コンバージョンポイントは?

    これらのポイントを明確にすることで、自社に最適なコーポレートサイトの形が浮かび上がってきます。
    サイト設計の「軸」となりますので、ここでいかに曖昧にせずに方向性を定めるかが、成功への鍵となります。

    2. 企画・設計

    調査・分析から導いた答えに沿って、コーポレートサイト内でどのようなコンテンツを載せるか、重要なコンテンツはどのように置くか、導線はどうするかなど、詳細な画面設計(ワイヤーフレーム作成)を行います。
    単に企業の実務情報を載せるだけでなく、強み・魅力・特徴など「その企業ならでは」のコンテンツを生み出すことが重要です。

    この際に、構成を細かい部分まで確認すること、また必要なテキスト・画像などの素材の用意をしておくと、その後の進行がスムーズです!

    3. 制作・実装

    ブラウザの変化、タブレットやスマホといった端末の進化により、ユーザーがWebサイトを閲覧する環境は大きく変化しています。
    そのため、サイト制作ではWebのトレンドを取り入れることも大切です。
    トレンドといっても単に「カッコいい・おしゃれなデザイン」ということではありません。下記のポイントも重視していきましょう。

    • 企業のブランドイメージを訴求できているか
    • ターゲットユーザーに合ったデザインになっているか
    • 視認性、可読性はどうか
    • ターゲットユーザーのUXに合わせて最適な動線を築けているか

    特に、近年はスマホの普及率の高まりに合わせて、スマートフォンユーザーのニーズに対応してWebサイトを構築する「スマホファースト」という考え方が当たり前になってきています。
    スマホで閲覧した際に、「ボタンが小さすぎて押しづらい」「文字が小さくて読めない」などの問題が出ないように制作することも基本のポイントです。

    [関連リンク]
    弊社のコーポレートサイト制作実績はこちら!

    4. 公開・運用

    開発・最終校正が終わったらいよいよ公開です!
    しかし、コーポレートサイトは公開してからが本当のスタート。
    公開後のアクセス解析と定期的な運用が行えるよう、あらかじめ、運用フローを確立しておくことをおすすめします。

    公開後にどれくらいの人が訪れているか、サイトの滞在時間はどうか、見てほしいコンテンツを見てもらえているかなどを計測し、改善を重ねていくことで「生きたコーポレートサイト」になっていきます。

    2022年のコーポレートサイト運用のポイント

    近年のWebマーケティングの進化により、コーポレートサイトの在り方も「ただあればいい」から「人材獲得」や「ビジネスチャンスを増やす」など、企業によってその目的はさまざま。

    コロナ禍前と後でユーザーと企業の関係性においてオンライン・オフラインの捉え方が変わり、Web上の接点がより重視されるようになりました。
    自社を知ってもらうきっかけも、リアルでの接点よりもWeb経由の比重が大きくなり、特にSNSからサイトにアクセスするユーザーが増えています。

    今は、SNSで集客・認知拡大・興味喚起→受け皿となるコーポレートサイトへ誘導、詳しい情報を掲載・コンバージョンへ、という流れも主流になっています。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。今回はコーポレートサイト制作をトータルでお伝えしました。
    コーポレートサイトは企業にとって重要な『ブランディングツール』。だからこそ「ただあるだけ」のサイトにならないように、制作・運用してもっと多くの人に自社の魅力を知ってもらいましょう。

    スタイルメントでは、Web黎明期からのノウハウを使い、ペルソナの分析から、最適なコンテンツのご提案・サイトデザイン制作、アフターフォローまで、長期的な目線でコーポレートサイト作りをお手伝いいたします。
    まずはご相談から、お気軽にお問い合わせください。

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