WORK & LIFESTYLE

いつまでもクリエイティブの現場に。若手のアイデアに刺激を受けつつも、デザインで負けるつもりはありません。

K.W.

CHIEF DESIGNER

2015年入社
デザインチーム チーフデザイナー

デザイナー歴32年。
広告・販促物のグラフィックデザインや、Webサイトのデザイン、コーディング、アートディレクションなど実績多数。

「ずっと現場にいたい」という思いでスタイルメントへ

僕の若手時代は広告デザインの全盛期。新卒で入った会社では、グラフィックデザイナーとして広告や企業パンフレットなど紙の販促物を手がけていました。2社目に移る頃にはインターネットが普及し始め、Webの仕事が急激に増えていき、紙だけでなくwebデザインやコーディング、さらにチームを率いてのアートディレクションにも多数従事。そうした経験を数多く積めることはありがたかったのですが、年齢を重ねると管理職を任されるようになり、自分で手を動かす機会が減っていくことに違和感を持つようになりました。僕はずっと現場にいたかったし、自分の頭と手でクリエイティブを生み出し続けたかったんですよね。

そんな考えを理解してくれたのがスタイルメントでした。「デザインが好きなら、ここで徹底的に突き詰めればいい」と共感してもらえました。現在は立場上、マネジメントや新人育成の役割も担っていますが、制作はメンバーに任せっきりではなく自分も常に手を動かしています。例えば3案出すとしたら、1案は自分で作る。そんなふうに現場で働き続けられるのがスタイルメントの良さだと思いますし、一人ひとりの「やりたい」に応えてくれる懐の深さに感謝しています。

若手と積極的に議論し、自由な発想に刺激を受ける日々

常に最新の情報を追いかけ、現場で走り続けることを「大変そう」と思う人もいるかもしれません。でも僕の場合、情報収集のアンテナを張ったり新しいスキルを身につけることは生活の一部で、習慣になっています。歯を磨いたり着替えたりするのと一緒で苦だと感じることはありません。例えば、最近のデザインのトレンドをリサーチするのも好きですし、常に刺激を受け続けることが大切だと思っています。

刺激という意味では、若手メンバーの存在も大きいですね。僕はキャリアが長いぶん、過去の経験から無意識に「これはこうするのが正解だろう」と答えありきでデザインしてしまうこともあるのですが、若い人は経験がないので予測のつかないデザインを生み出すことがあります。これは計算してやろうとしても難しい。経験や常識に縛られない自由な発想はぜひ見習いたいところです。そもそも、経験がなければ良いデザインを生み出せないわけではありません。デザインは誰が作ったかではなく何を作ったかで、良いものは良い。だから若いメンバーとも積極的に議論し、一緒に案件を進めています。そして僕自身も負けたくないという気持ちで常にデザインと向き合っています。

年間150本視聴。映画から得るインスピレーション

休みの日は映画をよく観ます。最近はオンデマンドで視聴することが多いのですが、かつては映画館に足を運んで年間150本ほど観ていました。映画のタイトルやオープニング、ストーリーの斬新さなどからデザインのインスピレーションを得ることも多いんですよ。分野は違っても、コンセプトやカット割り、レイアウトや空気感など大いに参考になっています。特に気になるのは映画の「ロゴマーク」。ロゴは映画の世界観を表現している場合が多いので、ロゴとキービジュアルだけで観る映画を決めることもあります(昔はよくレンタルビデオ店でパッケージだけを見て選ぶ「パケ借り」をしていました)。

最近では筋トレや素潜りも趣味。少し前に生活習慣の乱れから大きな病気を経験して、健康への意識が大いに高まりました。以前はヘビースモーカーだったのですが煙草をすっぱりとやめ、20kgほど減量。そのおかげで、50代に入った今でも30代の頃よりも健康的になった自信があります。これからも現場の第一線で良いデザインを生み出していくため、自然体で無理をせず、なるべく残業もせずに、充実したワークライフを送っていきたいと思っています。

筋トレで体力作り
趣味は素潜りの魚突き
得意料理はピザ
募集要項

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