WORK & LIFESTYLE

顧客を深く理解し、見た目だけではなく「コンセプト」にもこだわる。これこそ、私が求めていたデザインの仕事でした

H.F.

DESIGNER

2021年入社
デザインチーム デザイナー

桑沢デザイン研究所を卒業後、スタイルメントに新卒入社。新人時代からさまざまな案件に携わっている。

悩んでいた就職活動。デザインの本質を考えて選んだ道

専門学校でデザインの根幹や基礎を学んだ私は、就職活動を始めるにあたって2つの道で悩んでいました。1つは、以前からやりたいと思っていたパッケージデザイン。でも本当にこの道に進んで自分が幸せに働けるのか、今ひとつ確信を持てずにいたんです。もう1つ気になっていたのはWebデザインの世界。商品の見た目だけではなく顧客の課題解決そのものに貢献し、デザインの目的を突き詰められる仕事ではないかと感じていました。

そう考えるようになったきっかけは、スタイルメント社長の野村が専門学校で開講している授業に参加したこと。その縁でスタイルメントのオフィスを見学させてもらえることになり、社員の皆さんの仕事ぶりに触れて、多様なデザインに携われることをうらやましく感じたのを覚えています。実務を通じて顧客に寄り添い、デザインの本質を考えながら制作していく。そんな現場に身を置くことで、自分自身もデザインの幅を広げながらデザイナーとして成長できるのではないかとワクワクしました。最終的には職場の雰囲気の良さも決め手となり、私はスタイルメントで働くことを決断しました。

入社直後に砕けた自信、「自分なりのコンセプト」に気づくまで

入社直後の私は、「デザインを専門的に学んできたんだからすぐに通用するはず!」と思っていました。でも実際に仕事として関わると、自分には知識も技術もまだまだ足りないことを実感。スタイルメントでは新人もすぐに案件に参加でき、私もさっそくロゴデザインなどの案出しに加わったのですが、頭の中が混乱して何もアイデアが出てこなくて……。なかなかデザインが採用されない日々が続きました。

先輩と私では何が違うのか。仕事の進め方やプロセスに注目してみると、先輩たちはデザインの見た目だけでなく、デザイナーとしての思いや意図を込めた「コンセプト作り」にも注力していました。お客さまのことを理解した上で確固たるコンセプトを作るからこそ、独自のデザインが生まれていたんです。それからの私は、いろいろな参考サイトを見たり、お客さまの情報をたくさん集めたりして、自分なりのコンセプトを深く考えるようになりました。今でも悩む場面はたくさんありますが、これこそが私のやりたかった仕事なのだと感じています。

アートやミュージカルから受け取る「元気」「インスピレーション」

お客さまの課題解決を目指してデザインを提案する仕事には、決まった正解がありません。自分の中の引き出しを増やし続けていくことが大切。だからこそ仕事以外の場面でも、さまざまな機会で刺激を得たいと考えています。私はあまり家から出たくないタイプなのですが(笑)、上野美術館の常設展などにはよく足を運んでいますね。アート作品そのものはもちろん、展示方法の工夫からも刺激を得られるんです。また、ミュージカルも大好きで、宝塚歌劇団のライブ配信を観てインスピレーションと元気をもらっています。

これからも新しい体験をどんどん積み重ねて、デザイナーとしても、人間としても成長していきたいと考えています。スタイルメントは大企業から中小企業まで、さまざまな業種のお客さまをお手伝いしていて、関われる案件も多種多様。若手でも、自分から手を挙げれば未知の分野に挑戦できます。この環境を生かしてたくさんの仕事に携わり、Webだけでなく、幅広いジャンルのデザインで価値を発揮できるようになりたいですね。次々と勉強したいテーマが見つかるスタイルメントを選んで、本当によかったと思っています。

休日は美術館巡りしてます!
宝塚歌劇団にはまっています。
史跡を調べるのも好きです。
募集要項

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