今週は「本を紹介してください」
ということで、
最近でも昔でもいいので、心に残った本をみなさん紹介してくださいというテーマです。
仕事関係でもプライベートでも、お気に入りの本をそれぞれ紹介してみましょう。
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マンデーダフ屋は全く本を読まなかった。
あんだけ読書好きの親父を持ち、物心つく頃から本を読め本を読めと呪文のように聞かされて育ったが、1年のうち読書をするのは読書感想文用の1冊だけ、という体たらくぶりであった。
中学の時はなぜか夏休みの宿題が親父からも出て、
「1か月で日本史の教科書を10回読め」
というものだったが、2回であっさり挫折。
「10回読んだか」と言われて「あたぼーよ」と答えておいたが、今考えると楽勝でバレていたに違いない。
当時自分にとって読むものといえば、漫画かRPGの攻略本くらいであった。
そんな調子で25年間過ごし、ついに昨年から社会人という身分になって、
急に週1のペースで本を読むようになった。
たぶん自宅にパソコンがなく、他にやることがなかったからだと思う。
(最近HPのmini 1000が来てからというもの、読書ペースが激減したことが証明している)
待たせたな親父...
ということで、印象深い本を紹介します。
まず仕事関係。
①僕はこうしてデザイナーになった

まず断っておくが、
ディレクションの本ではなくデザイナーの本です。
自分は今までかなり自分の世界の中で生きてきた(他人に興味がなかった)が、この年になってようやく他人の人生を知ることに興味がわいてきた。
10人くらいの著名デザイナーの人生ドキュメンタリーとして読んで、ちょっと嫉妬したりする。
別に有名になりたいとか思っていないが、こういう本に載るくらいの仕事はしたいなあ。
まだデザイナーとしての夢も諦めていなかったりする。
②
Webデザイン プロフェッショナルワークフロー・バイブル / Andy Clarke
まず断っておくが、
ディレクションの本ではなくコーディング(マークアップ)の本です。
HTMLとCSSはそれぞれ「内容」「レイアウト」という明確に分割された役割を担っており、役割に応じたマークアップを実践しなさいという、まぁよく巷では当たり前のように騒がれていることだがそれを300ページ以上の終始で貫いているのがかっこいい。
そんな話から始まり、内容に応じたマークアップの必要性(li要素でも順序付きかそうでないかというのは内容を適切に判断しなさい、とか)を説いたり、IEhackとかもう使うのやめましょうよとか、マイクロフォーマット(世界共通のマークアップ&CSSルールを作りましょう的な話)に関する話題とかを一通り読んで、職人としてのコーダーという職種のかっこよさが浮かぶ上がる本。ああかっこいい...
一番印象深いのは、超基本的なことだが、
「レイアウトしたいがためだけに、div要素を増やすのはやめなさい」と。
ドキッとして自分のサイトも慌てて書き換えた。ソースが超すっきりした。
もしディレクターじゃなかったら、確実にコーダーをやっとる。
③
アーキテクチャの生態系――情報環境はいかに設計されてきたか / 濱野 智史
こういう系の本ってたいてい「はてなはこういう使い方ができて便利ですよ」とか「このサービスはこんなことができるんですよ」みたいな「陽」の部分をクローズアップしてばっかりで、「やっぱりネットってすごいですね。はいおしまい」という結論のが多い。
何を隠そう自分はネットというものにかなり懐疑的で(ネットは無くなっていいと思っている)、そんな本を読んでも巷のサービスにほとんど魅力を感じない(勉強のために使うが)ため、本当に辟易とする。
そんな中にあって、この本はかなりニュートラルな視点でネット、というかコンテンツの性格を洗い出している。ように見える。
WinMXからWinNYへの技術的変異はなぜ受け入れられたか。欧米ではMySpaceなのに日本ではなぜmixiなのか。なぜ2ちゃんねるが天文学的なユーザー数を誇るのか、なぜそれが日本で起こっているのか。という内容を、「情報の構造」(=匿名性 / SNSの外部ブロック制 / 1000投稿でdat落ち...)と、日米間の人間社会学の差を基に(こちらは本職ではないっぽいのでかなり内容が甘いが。本数冊読んだくらいのレベル。)、著者の見解を伺い知る本。
それほど深い内容ではないが、「こういう本を読みたかったんだ!」という感動があったので印象に残っています。
これからのWeb系制作会社は、安くて速くて大量にページを生産するタイプ / 高いけどスーパークオリティなデザインを提供するタイプ / システム系 / コンテンツホルダーの4極化するのではと勝手に思っているのですが、自分がいつかコンテンツホルダーの側として仕事に関わるかも分からないので、そういう時にこういう発想があるとだいぶ役に立つだろうと思います。
④Web Strategy(雑誌:隔月)

「Web Designing」を読むとムショーにデザインをしたくなるので、最近は封印しています。
Web関連の雑誌としては、これはディレクターやシステム開発者よりの雑誌です。
(まぁタイトル見たら分かりますが)
かなり実務ベースの記事ばかりなので(効率よく仕事を進めるOfficeの使い方とか、はたまたSEO関連とか)、仕事や提案にすぐに反映できます。
早く会社で定期購読してほしい。
続いてプライベート。
⑤ナルダが教えてくれたこと


小説です。
今の同居人から数年前に誕生日にもらいました。
信じることはいいことやけど、信じすぎることが不幸を呼ぶこともある、という話。
それを純粋無垢な少年を通して語られるので、残酷です。
疲れた。